ボランティア活動
大槌町にて 皆さん、こんにちは。
今日は、土曜日からの続き26日の大槌町でのことを書こうと思います。
25日は遠野まごころネットのボランティアセンターで宿泊し、朝8時4分発の
電車に乗りました。
今回は、電車、バスで移動しました。遠野から釜石への移動はJR釜石線なのですが
始発が、6時43分、次が8時4分、その次が10時02分しかありません。
京都とは随分違います。1本逃すと、大変です。
8時4分の釜石行きに乗り、約1時間のんびりと移動しました。
電車の本数も少ないのですが、遠野駅も釜石駅も、エスカレーターやエレベーター
がありません。お年寄りは大変なんじゃないでしょうか。都会では、バリアフリー化が
進んでいますが、田舎では進んでいません。田舎での、お年寄りの移動のメインは電車、バス
だと思うのですが、足を悪くされたら、それこそ大変だと思います。
釜石駅から大槌までは、震災前は、JR山田線釜石~宮古が通っていたのですが、
現在は不通となっています。津波が来た箇所の鉄橋などはほとんど流されていて
復旧の目処はまったくたっていません。
そんなわけで、釜石からバスで大槌まで移動いたしました。
バスの中で、年配のご夫婦と一緒になり、いろいろお話しました。
こちらのご夫婦は、震災前は大槌町の役場近くに住んでおられて、ご自宅は
流され、今は遠野で暮らしているそうです。今日は大槌町役場に用事があって
行かれるそうです。ご主人さんが風呂敷に包んだ大きな箱を持っていたので
「それなんですか?」と聞いたところ、遠野ですることがなく暇なので、
これを作っていると言って見せてくれました。
その中からおもむろにひとつとって、「あげるわ」と言ってジュゴンとミシガンが
のったものをくれましたくれました。大槌町役場でがんばっている職員の皆さんに
あげるそうです。基本、ご主人さんとお話していて、7割くらいはわかりませんでしたが
とてもいいおじさんでした。その当時のこともたくさん話してくださいました。
バスは釜石市内を抜け、大槌町マスト(スーパー)前で、私は降車しました。
そして、大槌刺し子プロジェクトの事務所にお邪魔しました。
約1年ぶりの訪問です。昨年は、1時間ほどしかいられなかったので、今回は
朝からお伺いし、作業の手伝いをさせていただきました。
その日は、職員の鈴鹿さんとバディさん(パート職員さんをこう呼んでいるそうです)
2名、かなこさんとしずえさんがいらっしゃって、バディのお二人から作業の手ほどき
を受けました。私が手伝わせていただいたのは、商品を袋に入れる前に埃をとる
作業です。きれいな状態で出荷するために、「コロコロ」で埃をきれいに取り除きます。
こんな感じのところで作業しています。お手伝いをしながら、いろいろなことを話しました。
生まれたところ、住んでいたところ、当時のこと、家族のこと、大槌のことなどなどです。
とても明るく、楽しいお二人、日ごろ刺し子さんともいい関係を築いていらっしゃるんだなと
感じました。とにかく明るい!!とても素敵なお二人でした。あともう一人、黒沢さんという方
がいらっしゃるそうですが、この日は体調不良で合えなかったのが残念です。
また、吉野さん、内野さんも出張に出られていて、会えなかったのですが、いろいろと
積極的に動いておられていて、素晴らしいです。
お昼は皆で、元刺し子さんの小川さんがされている、大槌復幸きらり商店街にある
大槌の名店「七福食堂」に行きました。メインのおかず、お味噌汁、小鉢、お漬物、大盛のご飯
がついて、なんと500円です。おいしくてしかもボリューム満点、最高です。
食事の後は、しずえさん(上の写真真ん中)がきらり商店街の写真スポットを
教えてくれて、さっそく写真撮影しました。そう、大槌と言えば「ひょっこりひょうたん島」です。
誰がつくったか、きらり商店街の端のほうにひっそりとそれはありました。
鈴鹿君も、かなこさんも知らなかったそうです。
その後、すこし大槌を案内していただき、実物のひょっこりひょうたん島
も見てきました。昨年来たときも見たのですが、そのときは、港のほうから
見たのですが、今はコンクリートの桟橋もでき、すぐ近くまでいけます。
意外と大きかったです。
皆さんと楽しい時間を過ごして、事務所を後にしました。
せっかくなので、三陸鉄道乗ってきました。残念ながら、あまちゃんの北リアス線は
時間の関係でいけなかったので、南リアス線にいってきました。
とてものんびりしていていい時間でした。
6時半くらいでしょうか、大槌に戻り、夜は鈴鹿君とご飯を食べに行きました。
晩御飯はこれまた大槌の名店、わらびっこ商店街にある焼肉「食堂園」に行きました。
仮設プレハブでの営業なのですが、とても雰囲気がよく、ものすごくおいしかったです。
大槌刺し子プロジェクトは、大槌町の避難所で、「することがない」「仕事がない」
という女性たちに何かないかと考え、刺し子という手仕事にたどりつきました。
刺し子を現地の産業に育てるべく、吉野さん、内野さん、鈴鹿さん、また3名の
明るく楽しいバディさんががんばっておられます。
そして、実際に刺し子をされる、女性の皆さん。
私自身は何も出来ませんが、こうして大槌町でがんばっている皆さんが
いると、また行こうという気になります。
実際現地でいろいろな話を聞いたり、かさ上げ工事や仮設住宅の状況などを
みると、復興にはどれくらいの年月が必要なんだろうと思いますが、
それでもがんばっている皆さんがたくさん、たくさんいます。
おいしいものもたくさんあります。
人が集うことがこれからの復興に必要なことだと思います。
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
がんばろう日本
感謝
皆さん、こんにちは。
今日は、土曜日からの続き26日の大槌町でのことを書こうと思います。
25日は遠野まごころネットのボランティアセンターで宿泊し、朝8時4分発の
電車に乗りました。
今回は、電車、バスで移動しました。遠野から釜石への移動はJR釜石線なのですが
始発が、6時43分、次が8時4分、その次が10時02分しかありません。
京都とは随分違います。1本逃すと、大変です。
8時4分の釜石行きに乗り、約1時間のんびりと移動しました。
電車の本数も少ないのですが、遠野駅も釜石駅も、エスカレーターやエレベーター
がありません。お年寄りは大変なんじゃないでしょうか。都会では、バリアフリー化が
進んでいますが、田舎では進んでいません。田舎での、お年寄りの移動のメインは電車、バス
だと思うのですが、足を悪くされたら、それこそ大変だと思います。
釜石駅から大槌までは、震災前は、JR山田線釜石~宮古が通っていたのですが、
現在は不通となっています。津波が来た箇所の鉄橋などはほとんど流されていて
復旧の目処はまったくたっていません。
そんなわけで、釜石からバスで大槌まで移動いたしました。
バスの中で、年配のご夫婦と一緒になり、いろいろお話しました。
こちらのご夫婦は、震災前は大槌町の役場近くに住んでおられて、ご自宅は
流され、今は遠野で暮らしているそうです。今日は大槌町役場に用事があって
行かれるそうです。ご主人さんが風呂敷に包んだ大きな箱を持っていたので
「それなんですか?」と聞いたところ、遠野ですることがなく暇なので、
これを作っていると言って見せてくれました。
その中からおもむろにひとつとって、「あげるわ」と言ってジュゴンとミシガンが
のったものをくれましたくれました。大槌町役場でがんばっている職員の皆さんに
あげるそうです。基本、ご主人さんとお話していて、7割くらいはわかりませんでしたが
とてもいいおじさんでした。その当時のこともたくさん話してくださいました。
バスは釜石市内を抜け、大槌町マスト(スーパー)前で、私は降車しました。
そして、大槌刺し子プロジェクトの事務所にお邪魔しました。
約1年ぶりの訪問です。昨年は、1時間ほどしかいられなかったので、今回は
朝からお伺いし、作業の手伝いをさせていただきました。
その日は、職員の鈴鹿さんとバディさん(パート職員さんをこう呼んでいるそうです)
2名、かなこさんとしずえさんがいらっしゃって、バディのお二人から作業の手ほどき
を受けました。私が手伝わせていただいたのは、商品を袋に入れる前に埃をとる
作業です。きれいな状態で出荷するために、「コロコロ」で埃をきれいに取り除きます。
こんな感じのところで作業しています。お手伝いをしながら、いろいろなことを話しました。
生まれたところ、住んでいたところ、当時のこと、家族のこと、大槌のことなどなどです。
とても明るく、楽しいお二人、日ごろ刺し子さんともいい関係を築いていらっしゃるんだなと
感じました。とにかく明るい!!とても素敵なお二人でした。あともう一人、黒沢さんという方
がいらっしゃるそうですが、この日は体調不良で合えなかったのが残念です。
また、吉野さん、内野さんも出張に出られていて、会えなかったのですが、いろいろと
積極的に動いておられていて、素晴らしいです。
お昼は皆で、元刺し子さんの小川さんがされている、大槌復幸きらり商店街にある
大槌の名店「七福食堂」に行きました。メインのおかず、お味噌汁、小鉢、お漬物、大盛のご飯
がついて、なんと500円です。おいしくてしかもボリューム満点、最高です。
食事の後は、しずえさん(上の写真真ん中)がきらり商店街の写真スポットを
教えてくれて、さっそく写真撮影しました。そう、大槌と言えば「ひょっこりひょうたん島」です。
誰がつくったか、きらり商店街の端のほうにひっそりとそれはありました。
鈴鹿君も、かなこさんも知らなかったそうです。
その後、すこし大槌を案内していただき、実物のひょっこりひょうたん島
も見てきました。昨年来たときも見たのですが、そのときは、港のほうから
見たのですが、今はコンクリートの桟橋もでき、すぐ近くまでいけます。
意外と大きかったです。
皆さんと楽しい時間を過ごして、事務所を後にしました。
せっかくなので、三陸鉄道乗ってきました。残念ながら、あまちゃんの北リアス線は
時間の関係でいけなかったので、南リアス線にいってきました。
とてものんびりしていていい時間でした。
6時半くらいでしょうか、大槌に戻り、夜は鈴鹿君とご飯を食べに行きました。
晩御飯はこれまた大槌の名店、わらびっこ商店街にある焼肉「食堂園」に行きました。
仮設プレハブでの営業なのですが、とても雰囲気がよく、ものすごくおいしかったです。
大槌刺し子プロジェクトは、大槌町の避難所で、「することがない」「仕事がない」
という女性たちに何かないかと考え、刺し子という手仕事にたどりつきました。
刺し子を現地の産業に育てるべく、吉野さん、内野さん、鈴鹿さん、また3名の
明るく楽しいバディさんががんばっておられます。
そして、実際に刺し子をされる、女性の皆さん。
私自身は何も出来ませんが、こうして大槌町でがんばっている皆さんが
いると、また行こうという気になります。
実際現地でいろいろな話を聞いたり、かさ上げ工事や仮設住宅の状況などを
みると、復興にはどれくらいの年月が必要なんだろうと思いますが、
それでもがんばっている皆さんがたくさん、たくさんいます。
おいしいものもたくさんあります。
人が集うことがこれからの復興に必要なことだと思います。
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
がんばろう日本
感謝
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