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社長ブログ

2012年01月12日社長ブログ

断食も明けて

皆さん、こんにちは。

気づけば、7日に更新してから、5日も経ってしまいました。
まずは断食の感想を書こうと思います。

5日の昼を最後に3日間の断食をして8日の夕方に断食明けしました。7日12時半に京都霊山護国神社でお誘いいただいた会社の皆さんと合流しました。坂本龍馬のお墓に手を合わせ、霊山歴史館を見学しました。

その後、京都府木津川市にある「松下資料館」を訪れました。最初に館長の遠藤様の講義を受けました。冒頭、松下幸之助さんがPHPの社員さんにお話したことを聞きました。「PHPの社員は24時間働いて欲しい」とおっしゃったそうです。「体は休めてもかまへんで、心は休まさんように」「心は遊ばせたらあかん」と言う事だそうです。また、社長は社の中で一番の熱意、部長は部の中で、課長は課の中でと言うように、自分の与えられた担当で一番の熱意を持たなければならないとおっしゃったそうです。その他、たくさんの幸之助さんの言葉を聞きました。ノートにびっしり書き綴ってあります。しっかり見直して、心に刻もうと思います。また、この資料館の中には、様々な資料や記録映像があります。ここで学ぶには1日は必要だと思います。
一緒に行った皆さんは遠方から来られたので、ものすごく残念がっておられました。私は時間を見つけて、また行こうと思います。
大変お勧めです。

松下資料館を後にし、本日のお宿、大原温泉「大原の里」に向かいました。この日は雪がうっすら積もっていて最高の風情が漂っていました。もちろん断食中ですので、素泊まりです。お宿に着いた時には、ちょうど夕飯時で、名物味噌鍋を宿泊客がつついている時でした。お宿の中には味噌鍋のいい匂いが充満しており、断食研修の私達には、ものすごく酷なお宿でした。と言っても、お宿をチョイスしたのは私なので、自業自得ですが・・・。ご飯は食べませんが、お風呂には入ります。ご飯を食べないと、こんなにお風呂が楽しみになるんだ、と言うのが実感です。お風呂からあがり、お部屋で同行させていただいた皆様の研修に立ち会わせていただきました。私は、黙って皆さんのやり取りを見ているだけです。部外者の私が発言できるわけもなく、またあまりにも真剣なので、そのやり取りだけをひたすら眺めました。19時過ぎから始めて、終わったのは24時半くらいだったと思います。ものすごく貴重な時間になりました。

8日は朝から、近江商人の三方よしを学ぶために、滋賀県近江八幡と五個荘町に行きました。そこでこんな言葉を見つけました。
「事業の邪魔になる人」

今も昔も、商売の基本は変わらないんだなと思いました。
三方よし 「売り手よし 買い手よし 世間よし」
とても大切なことを学びました。
五個荘町を出て、再び京都へ戻って来ました。
断食明けが夕方なので、それまでお土産を高島屋で買う事になりました。
いわゆるデパ地下です。もしかしたら、これがこの断食研修で一番の試練だったかもしれません。
おいしそうなもの満載、試食たっぷり、最後の修行です。

夕方17時半、ようやく断食が明け、予約していたお店に移動です。
京都らしさを満喫していただくために、祇園のお茶屋さんを改装したところへ行きました。水以外を口にするのは3日ぶりです。まずはビールです。最高ののど越し!!続いて、付きだしの数の子をいただきました。言葉では表せないくらいおいしかったです。そのあと、何を食べてもおいしかったです。

こうして断食が出来ることにとても幸せを感じました。なぜなら、断食が終われば食事が出来ます。そのような恵まれた環境があるので断食ができます。また、普段の食事にとても幸せを感じることが出来ます。ちなみに断食前は69㎏の体重が、今日現在65㎏になっています。目標は63㎏です。これをきっかけに達成したいと思っています。

今まで断食をするという概念が私には全くありませんでした。今回お誘いいただき、本当にありがたい経験をさせていただきました。本当に感謝です。また、人とのご縁の大切さをまた一段と感じることが出来ました。

今後も食を大切にしていきます。

感謝

 

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