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社長ブログ

2012年04月23日社長ブログ

電池が切れるまで。

皆さん、こんにちは。

この本をご存知でしょうか?

この本は長野県立こども病院に入院した子どもたちが書いた詩や
子どもたちの事を書いた本です。

「命」

命はとても大切だ
人間が生きるための電池みたいだ
でも電池はいつか切れる
命もいつかはなくなる
電池はすぐにとりかえられるけど
命はそう簡単にはとりかえられない
何年も何年も
月日がたってやっと
神様から与えられるものだ
命がないと人間は生きられない
でも
「命なんかいらない」
と言って
命をむだにする人もいる
まだたくさん命がつかえるのに
そんな人を見ると悲しくなる
命は休むことなく働いているのに
だから私は命がつかれたと言うまで
せいいっぱい生きよう

宮越 由貴奈ちゃんが11歳で書いた詩です。亡くなる4ヶ月前でした。

週末の土日に休みをいただき、徳島のばあちゃんのお見舞いに行ってきました。
先週初めに入院し、その時は車いすながら、しっかりしゃべっていたそうです。
それが、先週金曜日、お医者さんが、今週末位が危ないという状況まで
悪くなりました。急遽、親戚、家族で御見舞いに行く事にしました。
おばあちゃんは、すっかりやせ細って、私達の声も聞こえていないようでした。
それでも持ち込んだCDの「むらさき雨情」がながれると、手でリズムを取り
一生懸命声を出していました。カラオケがものすごく好きでした。

今日、静かに息を引き取りました。
大正元年、1912年生れ、今年の9月で100歳になるはずでした。
昭和23年の南海地震の津波が徳島牟岐町の実家を襲った時、私の
母親をおぶって高台へと逃げました。今でもその地域には、津波の高さを
示す石碑が建てられています。

100年あまり動いてきた、ばあちゃんの電池もとうとう切れてしまいました。
大正・昭和・平成とまさしく激動の時代を生き抜き、今ではたくさんの曾孫に
恵まれたばあちゃんに本当に感謝します。

日々精いっぱい生きよう

感謝

 

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